スプレーする調味料!? 松前屋「昆布の水塩」

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新感覚の調味料
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   松前屋は、昆布のうま味を活かした調味料「昆布の水塩」を2009年9月から販売している。

   「水塩」とはしょう油が生まれる前の時代に使われていた、海水から取った飽和食塩水のこと。今回の商品は、北海道白口浜の真昆布でだし汁を取り、徳島産の海塩やシイタケ、かつお節などを加えて作られている。塩やしょう油の代わりに和食に限らず、フレンチ・イタリアンなど料理のジャンルを選ばす、下ごしらえから仕上げまで広範囲に使用可能なのが特長。また、無色に近いため食材に色がつかず、食材本来の色彩を保てるのも利点だろう。加えて、もう一つユニークなポイントがある。同商品はアトマイザータイプ(液体を霧状にして放出)になっており、スプレーすることで均一の塩分やうま味が浸透し、減塩効果にもなるのだ。

   「昆布の水塩」は、塩分濃度により3種類ある。「昆布の水塩・森≒15」は塩分濃度15%でハーブや香辛料が入っており、蒸料理の下味つけや野菜料理や魚介類の下ごしらえに向いていて、「昆布の水塩・海≒17」は濃度17%で浅漬け作りや仕上げ用のドレッシングとして使われることが多い。また、プロ仕様で飽和食塩水とほぼ同じ濃度の「昆布の水塩・玄≒25」は、一夜干しやさまざまな料理に活用できるという。

   価格は150ml入りで、「昆布の水塩・森≒15」と「昆布の水塩・海≒17」が1050円。「昆布の水塩・玄≒25」は1260円。900ml入りの業務用もある。<モノウォッチ

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