大分県別府市のホテル三泉閣が2010年2月1日から販売している温泉蒸しプリン「ぷるりんちゃん」の人気が高まっている。
大分名物のフグの皮から抽出したコラーゲンとクリームチーズを加えたプリンを「美人の湯」として知られる自家源泉の温泉で蒸しあげたもので、チーズケーキのような甘みとプリンの滑らかさがあいまった新食感が特長。同ホテルでは、昼食や夕食のデザートとして提供しているが、気に入った宿泊客がおみやげとして購入していくことが多いそうだ。手作りのため生産個数が限られている上、同ホテル内でしか販売していないにもかかわらず、1か月で7000個以上を売り上げているという。
今のところ、ネット等で販売する予定はない。理由は、「私どもは宿泊産業であり、別府温泉の地域活性化が目的です」(社長の森澤彰治さん)とのこと。
こうした地域重視の発想から、卵などの原材料もすべて大分産を使用しており、正真正銘の地産地消スイーツとなっている。
価格は250円だが、4月末までは200円で提供する。