スープ最後の1滴までグツグツ 宇都宮発祥「石焼らーめん」

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見た目も「おいしい」かも
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   その土地ならではの味がリーズナブルな価格で楽しめる「ご当地グルメ」が人気を呼んでいる。B級グルメの祭典「B-1グランプリ」で入賞した「富士宮やきそば」などは有名だが、まだまだ全国に知られざる美味グルメは存在する。そのひとつが、栃木・宇都宮発祥の「石焼らーめん」だ。

   栃木県を中心に北関東で27店舗を展開するラーメン店「火山」のオリジナルメニューで、12時前に満席になることもしばしばだという。「石焼」といえばビビンバを思い浮かべる人も多いだろう。石焼らーめんでも300度以上に熱した石鍋を使用する。「最後のスープ一滴まで熱々のラーメンを食べてもらいたい」というお店の「熱い思い」から生まれたメニューだ。

   注文すると、さっと炒めた厳選の国産野菜(ニラ、もやし、にんじん、キャベツなど)と麺が入った石鍋が出される。そこに、スタッフが特製のスープを注ぎ込むと……「じゅーっ」という音とともに「ぐつぐつ」とスープが沸騰。スープがはねないようにシートでガードしながら「2分間」出来上がりを待ち、あとはかき混ぜ、器に移して食べる。そして締めにはおじやも。2度「熱々」が楽しめるのが、人気のひけつなのかも。

   味はしょうゆ、塩をはじめ、京風白みそ、ピリ辛雷味噌など。味噌は地元で創業300年以上という伝統のお店から仕入れているという。価格はライス、デザートも付いて750円から(税別)と非常にリーズナブルだ。<モノウォッチ

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