TOTOは、新たに開発した「エアイン技術」を搭載した第1弾商品として、デザイン水栓「ベーシックプラス」を、2010年4月1日に発売する。
「エアイン技術」とは、水の勢いを落とさず空気を吸引し、気泡を包み込んだ大きな水滴にして吐水することで、「浴び心地」と「節水」を両立するもので、節水効果は流量の目標値とした毎分8.5リットルより少ない毎分6.5リットルを実現。従来のシャワーに比べると約35%、現行の節水シャワーよりさらに約23%の節水になる。ヒトの感性を起点にした感性工学の手法を用いた。
TOTOでは、若い世代でシャワー浴を好む人が増加傾向にあること、またシャワー浴が主流である欧州でのヒアリング調査でも「浴びごこち」に関するこだわりが強い傾向があったことから「浴びごこち」に注目。「量感」「なめらかさ」「包まれ感」「刺激感」の4つを設定した。「自然の要素」や「水のカタチ」をモチーフに、清潔感や使い心地、空間での静かなたたずまいをめざしている。
価格は、サーモンスタットシャワー金具(TMWB40EC1 =写真)8万6520円。