東洋経済新報社は2010年1月8日から、人気ブランド「シャネル(CHANEL)」の強さの秘密に迫る新刊本「シャネルの戦略」(長沢伸也・編著、杉本香七・著)を発売している。
大手メゾンと独立系メゾンが熾烈(しれつ)な戦いを展開している世界のラグジュアリー市場。エルメスやブルガリ、フェラガモなどとともに「独立系」のヘビー級メゾンとして地位を確立しているシャネルには、それなりの理由(わけ)があった。同書では、なぜシャネルがラグジュアリーであり続けられるのかを探るべく、組織形態や人材戦略、技術のサテライト化戦略、顧客戦略などを分析し、その知られざる「経営の真髄」を明らかにしている。
この本を読んだ人の、次のようなコメントがネットに掲載されている。
「時代が変化しても、その中で生き抜いている価値観を始め、シャネルの素晴らしさが伝わってきました。ラグジュアリーブランドに関する本はたくさんありますが、その中でも、しっかりと学術的に書かれている本だと思います」
353ページ。
定価2310円。