カシオ計算機は、動画合成機能を備えるコンパクトデジタルカメラ3機種を2010年2月26日から順次発売する。
処理速度を従来の1.3倍に高めた新開発の画像処理回路「EXILMエンジン5.0」を内蔵。
動く被写体を切り抜いて別の画像に合成する機能「ダイナミックフォト」で、合成できる背景として静止画に加えて新たに動画に対応した。例えば、空を撮影した動画に動きのある人物を合成するなどして楽しめる。
逆光や夕日などの撮影シーンや被写体の種類に合わせて撮影モードを自動調整する「プレミアムオート」機能を備え、初心者でもシャッターボタンを押すだけで画質の高い写真を撮影できる。
売り出すのは普及価格帯の「EX-Z550」と、持ちやすいデザインを採用した「-Z2000」、光学10倍ズーム搭載の高望遠モデル「-H15」の3機種で、各機種シルバーやピンクなど4色~5色を用意した。想定価格は「-Z550」が3万円前後、「-Z2000」が3万7000円前後、「-H15」が4万円前後。