日本の赤ちゃんはヨーロッパの赤ちゃんに比べ「夜中にながく熟睡できていない」ことが、パンパース赤ちゃん研究所の調査で分かった。
この調査の中で、「3~6か月の赤ちゃんの夜中の連続睡眠時間」をみると、7時間以上連続して眠れているという割合は、日本が19%にとどまったのに対し、ヨーロッパは55%と約3倍。パンパースでは「夜中に邪魔されずぐっすり眠ること」を「ゴールデンスリープ」と名付けているが、日本の赤ちゃんがその成長に欠かせない「ゴールデンスリープ」を得るためには、吸収力のよいおむつを使うのが一つの方法なのだという。
通常、十分な吸収力があるおむつなら夜中に替えることは必ずしも必要はないが、日本ではまだまだ母親が夜中に起きて赤ちゃんに手を掛ける傾向があるようだ。調査では、「3~6か月未満の赤ちゃんの夜中のおむつ替えの有無」で、「有」はヨーロッパの25%に対して、日本は60%と高い数値を示している。
調査はヨーロッパではドイツ、フランス、イギリスにおいて2008年12月に0~48か月の子どもを持つ母親5万1428人に、また、日本では2009年9月にやはり0~48か月の子どもを持つ母親300人に対し、それぞれインターネットで行われた。