ソニーは2010年2月25日、液晶テレビ「ブラビア」の新製品として、省エネに配慮した「EX700シリーズ」を発売する。32型~52型までの4機種。全機種とも「エコポイント制度」の対象となる。
液晶のバックライトに発光効率が高いLEDを採用することで、従来機種と比べて消費電力を15%削減した。また、テレビの前に人がいるかどうかを検知する「人感センサー」を備え、人がいなくなると自動で画面を消す機能を搭載した。消画時の消費電力は通常時の5分の1程度だといい、こまめに節電できる。画質面では、LEDバックライトの採用で映像の明暗の表現性を高めたほか、動画のコマとコマの間に自動生成した補完画像を挿入することで、残像感を低減させる機能「モーションフロー120コマ」も搭載した。
最薄部の厚みを22mmに抑え、フレーム部分にピアノのような光沢感がある塗装を施したスタイリッシュなデザイン。52型のみ黒1色で、32型、40型、46型は黒と白の2色を用意した。想定価格は12万円~32万円前後。