全日本寝具寝装品協会は、2010年2月8日から10日までの3日間、ふとんや睡眠に関する電話無料相談窓口「ふとんの日・快眠110番」を開設する。
同協会は2月10日の「ふとんの日」にちなんで1987年から電話相談を行っており、これまでに2000件近い悩みに答えてきた。同協会に加盟するメーカーの「ふとん博士」がカウンセラーとして相談電話に対応する。
09年に最も多かった質問は「ふとんの選び方」。「腰痛だが、どのような敷きぶとんがよいか」など、自分に適した「ふとん」を選ぶ方法を知りたい人が多かったという。
一方で、「綿ふとんの打ち直し」「羽毛ふとんのリフォーム」が2位、3位と続き、布団が古くなっても大切に使おうとする消費者の姿勢がうかがえる。その他「干し方」「耐用年数」「手入れの方法」など、毎日使っていても意外と知らない「ふとん」への疑問を解消する良い機会となっているようだ。
人々の生活が都市型にシフトするにつれ、平均睡眠時間は減少傾向にある。「快眠」には、寝たときのふとんの中の空間「寝床内環境」を温度33度、湿度50%前後にすることが大切とのこと。寝具にさまざまな種類、品質がある中で、正しい「選び方」や「使用法」を教えてくれる「快眠110番」は、「快眠環境」をつくるために役立ちそうだ。
開設時間は10時から16時まで。電話番号は0120-210-224(フリーダイヤル)。