パナソニックは、薄型テレビ「新・ビエラ」の新製品として、液晶テレビ「X2」と「C2」の2シリーズを2010年2月5日から順次発売する。
両シリーズとも部屋の明るさにあわせて画面表示を自動調整して節電するなどの省エネに配慮した機能を組み込んだ。画質面では、液晶パネルの弱点だった視野角を広げた「新IPSパネル」を採用。斜めから視聴する場合でも、画面正面から見た表示に近づけた。
「X2シリーズ」では、液晶画面のバックライトに発光効率が高いLED(発光ダイオード)を搭載。同社の従来製品に比べ、年間の消費電力量を40%低減させたという。画面サイズは26型と32型の2種で、黒と白の2色を用意した。地上波と衛星放送の視聴に対応する。想定価格は9万円~10万円前後。
普及モデルと位置づける「C2シリーズ」は、地上波放送のみに対応する19型、22型の2機種と、衛生放送も視聴できる32型の合わせて3機種を用意した。色は19型と22型が黒やシルバーなど3色で、32型は黒のみ。想定価格は6万円~9万円前後。
全機種とも「エコポイント制度」の対象商品となる。