日本マクドナルドが展開する2010年最初の大型キャンペーンは、本場のアメリカンテイストを再現した4つの新商品を期間限定販売する「Big America」だ。10年1月15日からの全国販売に先がけて、10年1月8日からは、約220の全国の旗艦店限定で先行販売が実施されている。
昨年大ブームとなった「クォーターパウンダー」に使われる100%ビーフの1/4ポンドパティ。そんなビーフのおいしさとアメリカの食文化を組み合わせ、バリエーション豊かに提案しよう…との思いが、ハンバーガーの「本場」をコンセプトにしたキャンペーンテーマ「Big America」を生み出したそうだ。東海岸、中西部、西海岸の代表都市とハワイという、それぞれ独自の文化を持つ4エリアを選び、個性あふれるハンバーガーを作り上げている。
マクドナルドの「本気」が詰まった4商品
テキサスバーガー(手前)、ニューヨークバーガー(奥)、カリフォルニアバーガー(左)、ハワイアンバーガー(右)
1月15日発売の第1弾「テキサスバーガー」は荒野のカウボーイをイメージしたような、ワイルドな味わい。一口食べるとスパイシーなバーベキューソースが食欲をそそる。スモーキーベーコンとフライドオニオンの相性も抜群の「がっつり系」バーガーだ。「Big America」で唯一の「3段バンズ」は、生地をひとつひとつ手で丸めることによって生まれる弾力性に富んだ食感が特長となっている。
第2弾は2月上旬から発売の「ニューヨークバーガー」。クラブハウスサンドが企画の原点であるこちらは一転、「都会的」な洗練されたバーガーという印象だが、「テキサスバーガー」で使われていないレタス、トマトなどの生野菜がたっぷり入っており、素材の上下に入った粒マスタードソースが効いている。甘みを抑えたグラハム(全粒粉)バンズもバランスよくかみ合っていて、すっきりしたハンバーガーに仕上がった。