mixi(ミクシィ)アプリやアメーバピグなど、さまざまなエンタメ系ウェブサービスが誕生する中、実際にゲーム内で作った「ドリンク」が当たるゲームが人気を呼んでいる。サントリー食品が運営する「gabgab(ガブガブ)の木」がそれだ。
09年6月にサービスを開始した「gabgabの木」の会員は、すでに8万5000人を突破している。舞台となる仮想空間「ガブ島」で、プレイヤーはサントリーが実際に発売している各種人気ドリンクの「村」に所属し、「ドリンクの実」のなる木を育成。毎日水をやり、草を刈り、肥料を与えることでたくさんの「実」がなり、逆に放置すると元気がなくなってしまう。そんな「育てる楽しさ」を体感できるところが、主に親子のパソコンユーザーに人気なのだ。実際に子どもが「現実の庭の植物を育てることに興味を持ち出した」との声も届いているという。
「村」や「個人」の収穫量に応じて毎月抽選で、育てた「実」のドリンクが実際にプレゼントされるという特典もある。また、09年12月17日からは、「gabgabの木」マイページのどこかに現れるサンタクロースを見つけたプレイヤーに、もれなく「クリスマスプレゼント」が当たる「クリスマスキャンペーン」も実施中だ。