小栗旬も直筆で書いた! 2010年「年賀状」受け付けはじまる

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   2010年用年賀状受付が始まった2009年12月15日、東京・京橋郵便局で行われた年賀状の引受開始セレモニーに参加した俳優の小栗旬さんは、持参した直筆年賀状をその場で投かん。六本木ヒルズ前にはユニークな仕掛けが楽しい巨大ポストも現れた。師走も半ば、年賀状の準備も本格化している。

六本木ヒルズには「巨大ポスト」が登場

六本木ヒルズの玄関口「メトロハット」は巨大ポストに
六本木ヒルズの玄関口「メトロハット」は巨大ポストに

   年賀状の引受開始セレモニーで小栗さんは、年賀状を楽しみにしていた少年時代の思い出を話した。

   元日はいつも早起き。自分あてに何枚の年賀状が届いているかワクワクしながら郵便受けをのぞくのが好きだったという。とりわけ、デビュー間もない中学生のころ、俳優・竹中直人さんと年賀状のやりとりをしたことが思い出に残っているそうで、竹中さんからは「俺とおまえは年賀状友達だと言われました」と語って会場の笑いを誘った。

   また、小栗さんは高校時代の同級生にあてた直筆年賀状も持参した。「お互いに夢を話してきた仲。僕は今年、映画監督の夢が叶ったので、次はお前の番だと書きました」と話し、ステージに用意されたポストに投かんした。舞台には来春、新社会人になる男女6人も各々の年賀状を手にして登場。中には、1枚に2時間も費やして書いた女性もいて、小栗さんは「直筆の年賀状1枚1枚に込められる心遣いがうれしいね」と感動した面持ちだった。

   一方、六本木ヒルズの玄関口「メトロハット」は、ポストに見立てた巨大モニュメント「ヒルズポスト」に変身し、人々の注目を集めていた。ここには「楽しい仕掛け」がある。メトロハット広場前に設置されているポストに年賀状を投かんすると、その様子がリアルタイムで、「ヒルズポスト」に映し出されるというものだ。

   仕掛けはそれだけじゃない。参加者には投かん前、QRコード「シール」が渡されるのだが、それを年賀状に張り付けて送ると、受け取った相手は携帯電話で読み取り、動画が見られるという。街ゆく人も興味津々の様子で足を止め、写メを片手に映像を見上げていた。会社帰りの20代女性は「ケータイのQRコードを使うなんて、今までにないのが面白い」と驚いていた。

   この企画は、若い人たちにもっと年賀状のよさを感じてもらおうと、日本郵便が今年から始めたもので、2009年12月15日から25日までの期間限定。

   日本郵便のサイト「郵便年賀.jp」でも投かんの様子が確認できるほか、参加者にはブログパーツとしても配布する。六本木ヒルズ前がこの冬、注目のクリスマススポットになるかもしれない。なお、年賀状を元日に届けるには12月25日までに投かんする必要がある。

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