エプソン、日本初「3D年賀状」サービス開始 その秘密は「AR」

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「浮き上がる」3D年賀状、作ってみない?
「浮き上がる」3D年賀状、作ってみない?

   エプソンは2009年12月7日から、「AR(拡張現実)」を使った「カラリオ『3D年賀状』」サービスを開始。新しい年賀状コミュニケーションとして注目されている。

   ARとは、現実世界にコンピューターで作ったデジタル情報を重ね合わせ、補足的な情報を与える技術のこと。カラリオ「3D年賀状」はこの「AR」を使っており、年賀状をウェブカメラにかざすと、写真・イラスト・メッセージが3Dグラフィックでモニターに浮き上がる仕組みになっている。

   送る側は、「3D年賀状」のウェブサイト(http://colorio.jp/ar)にアクセス。1人用と複数人用の年賀状デザイン2種類から1つを選び、パソコンに保存した写真や、ウェブカメラで撮影したオリジナルの写真をはめ込む。すると自動で3Dグラフィックが生成され、用意されたイラストや文字を加えたら、あとはその情報が記録されたデザインを年賀状に印刷するだけで完成だ。

   年賀状を受け取った側は、ハガキに記載された「合い言葉」を入力。そしてウェブカメラにハガキをかざせば、送る側が作成したオリジナルの3Dを見ることができる。送り手、受け手双方がよりいっそう楽しめるこのサービスの提供期間は、年賀状を「つくる」サービスが10年1月31日まで、「みる」サービスが10年2月28日までだ。

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