東芝ホームアプライアンスは、内釜に熱伝導に優れたダイヤモンドと銅を含む素材をコーティングした「ダイヤモンド銅コート釜」を採用した小容量保温釜4機種を、2010年1月1日に発売する。
同社独自の鍛造製法によって5ミリの厚みと羽釜のような60度の丸底の鍛造厚釜を採用してきが、新製品のIH保温釜RC‐6RXは、さらに鍛造厚釜の外側に熱伝導率が高い銅を含む素材をコーティングし、かつ全面にディンプル加工を施したうえ、釜の内側に熱伝導率の高いダイヤモンド微粒子をコーティングした「鍛造ダイヤモンド銅コート釜」を採用した。これにより、沸騰開始時に内釜表面から発生するきめ細かい気泡と、釜全体に行き渡る熱で、炊きムラをおさえて炊き上げる。
豆腐、温泉卵、パン、ケーキがつくれる「調理コース」を採用。色はシャイニング・シルバーやホワイト、ブラックなどで、コンパクトなデザイン。オープン価格。
また同社は、大きな弁当箱もそのまま入るフラットな庫内のオーブンレンジ「Dailycook コンビニフラット」(ER-H3)を10年1月1日に発売する。20リットル以下のコンパクトタイプでは業界で唯一ターンテーブル(回転皿)のないオーブンレンジ。
ターンテーブル方式だと庫内壁面に角が当たり回転できない大きなサイズのお弁当も、そのまま温められるほか、インバーター850ワットの高出力で、素早く温めることができ、お惣菜フライを揚げたてのように温める「カラッとグルメ」、調理済みパンの温め直しが簡単にできる「ふっくらパン」などの便利なワンタッチメニューキーも搭載した。
最高約250度のオーブンで、ケーキやグラタンも焼ける。色は、ピュアホワイトとブラックの2色。オープン価格。