どんな顔にも作り変え可能 驚きの「ジガゾーパズル」とは

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   パズルといえば何が作れるかは最初からわかっていて、完成パターンも1通りというのが普通だ。ところが顔写真をメールで送ると、なんとその顔の作り方をすぐに教えてくれる新発想のパズルがあるという。マジックやジグソーパズルを中心に開発するテンヨーが発売している「ジガゾー(自画像)パズル」がそれだ。

地球上のあらゆる顔がパズルに!

作品完成例(モナリザ)
作品完成例(モナリザ)

   箱の中にはあらかじめ、色のトーンが微妙に異なる300のピースが入っている。使い方はまず、顔写真を携帯電話で撮影し、専用のメールアドレス宛に送信。すると、プログラムが顔の再現度のより高い組み合わせを見つけ出し、約10秒程度で解答図を送り返してくれる。あとは、図に沿って組み立てれば完成だ。

   パズルのサイズは25.2×33.5センチ。1度組み立てた作品は解体すれば、何度でも顔写真を再撮影して、地球上の誰の顔にも作り変えられる。

   2009年7月の「東京おもちゃショー」で発表されると一気に注目が集まり、10月30日に同社のホームページで発売されると、パズル全3色(セピア、ミッドナイトブルー、ワインレッド/1890円)、専用パネル(1680円)がともに品切れの状態になった。

   同社開発部の岡野さんは商品ヒットの背景について、「自分が主役」のグッズが流行していること、また何の絵もないパズルから顔が表われてくることへの驚きや感動にあると分析。消費者からは「何が組み上がるか知らせない『サプライズプレゼント』に使ってみたい」などの反応も寄せられているという。

姉妹サイト