青山ブックセンター(http://www.aoyamabc.co.jp/)では2009年12月5日、三重県と共同でトークイベント「聖地を写す」を開催する。ゲストには、世界遺産・熊野古道伊勢路の文化的景観を表現する冊子『天海人』(あまあまひと)で競作した人気写真家、鈴木理策さん、藤代冥砂さん、石川直樹さんの3人を迎える。
イベントでは、それぞれの写真家が聖地を撮り始めたきっかけ、聖地の写し方、聖地の印象などについて語る。主催者によると、書店に並ぶ「パワースポット本」の点数が増加しており、カメラを片手に「聖地」へ向かう人が増えているという。
『天海人』には、ミュージシャンの細野晴臣さんや、宗教人類学者の植島啓司さん、作家の中上紀さんら25人がコメントを寄せている。何千年も前から変わらぬ姿で、人々にパワーを与えてきた聖地。何が正解なのかわからない時代に生きる私たちにとって、単なる癒しでなく、ゆるぎない真実を教えてくれる師のような存在かもしれない。
会場は、東京・神宮前の青山ブックセンター本店(http://www.aoyamabc.co.jp/45/45210/)内「カルチャーサロン青山」。入場料は700円(税込み)。チケットは本店店頭と、「ABCオンラインストア」(http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200912/2009125.html)で販売する。当日の入場は先着順で、定員120人。
開催時間は、18時半~20時半。