文化祭シーズン真っ盛りの今、各大学では学校内の「ミスキャンパス」を決めるべく、「ミス・コンテスト」が開催されています。
ミス慶応、ミス青学、ミス上智、ミス立教などなど…。
中には、このような「ミスキャンパス」に選ばれ、女子アナや芸能界デビューを遂げた人達もいるほどです。
全国には約500のギャルサークルが存在
そんな学園祭の大目玉とも言える、この「ミスコン」。
ギャル達はどう感じているのかを聞いてみたところ、
「あたしも出てみたい!」や「ミスコンから有名になった人もいるから、楽しそう!」
「目立てそうだから、出たい!」といった前向きな意見が多く返ってきました。
言わば、ギャル達の中で「ミスコン」は、華やかなで、尚且つ、目立てる舞台、そして、有名になる為の登竜門というような認識を持っていることを感じ取れました。
ただ、ここでギャル達が指している「ミスコン」とは、学校の文化祭や学園祭で行われている「ミスコン」のことではありません。
ギャルサークルが行うイベントで開催される「ミスコン」のことなのです!
現在では全国500ぐらいのギャルサークルが存在しますが(GRP調べ)、その活動の一年の締めくくりともいえるのが、毎年年末に開催される「D-1グランプリ」です。
ド根性!ド迫力!ド力!超ド級!などの「D」が語源となったこのサークルイベント「D-1」は、高校生が企画・実施するイベントであり、全国のサー人(サークルに入っているギャルやギャル男達)が集まり、ダンスやパラパラ・テク(テクノ)ショーなどと呼ばれるアトラクションから、いじめ問題や環境問題・ドラッグ問題などについてのディベートや催し物を披露します。
一般的に言うならば、クラブのイベント+(プラス)学園祭感覚ですね。
そして、このようなアトラクが行われる中、ひときわ注目を集めるのが、このギャル的「ミスコン」なのです!
内容は一般的な「ミスコン」とは変わりはなく、全国のサークルの中での「ミスギャル」を決め、さらに、賞金も出る豪華な内容となっています。
そんな何千人ものギャルの中の一番の「ミス」に選ばれれば、嬉しいのはもちろんですが、それ以上に「あるコト」に期待を持つギャルがいると言われています。
じつは、過去にこのような「ミスコン」を通じて、ギャル雑誌の読者モデルとしてデビューした子達が増加している傾向にあるのです。
その他、当日はギャル雑誌の撮影が行われることもあるので、それを目標にしているギャルも中にはいるかもしれませんね。
つまり、これまで何度もお伝えしましたが、ギャル達の中で読者モデルは憧れであり、雑誌デビューはプチ芸能人にもなれるかもしれないという格好の場であります。
だからこそ、「有名になりたい」や「目立ちたい」と思っているギャル達が「ミスコンに私も出たい!」と前向きな考えを持っているのだと思いました。
そして、これまではイベントでの一つの企画であった「ミスコン」が、今では、ギャル的に一種のオーディションという感覚へと変化を遂げているように感じました。
ギャル雑誌へのデビューに一役買っている、このギャル的「ミスコン」。
今年の「D-1」は、Shibuya DUOにて12月28日に開催されます。
さて、どんなミスギャルが選ばれることとなるのか、早くもギャル界からは注目の的となっています。
GRP編集長・まぁ~さ