コミック発行部数が250万部を超え、2009年3月までTBS系列で放映されたテレビアニメも深夜枠ながら高視聴率をマークした、人気ロボット漫画「鉄のラインバレル」のPSP版ゲームソフトが登場した。ゲームならではのオリジナルストーリーが好評だ。
「鉄のラインバレル」は、ある事故がきっかけで「マキナ」と呼ばれる巨大人型メカを操ることになった主人公・早瀬浩一の戦いと成長を描く、「月刊チャンピオンRED」(秋田書店)で連載中の人気漫画だ。ゲームは物語を進行するアドベンチャーパートと、敵と戦う戦闘パートとで構成されており、漫画ともアニメとも異なる「第3のラインバレル」とも言うべき、オリジナルストーリーが展開していく。
アドベンチャーパートでは主人公の早瀬浩一を取り巻くキャラクターごとにオリジナルシナリオが展開される。戦闘パートではPSPの性能を最大限に生かし、「マキナ」が画面上を迫力たっぷりに、ダイナミックに暴れまわる。ゲーム内で挿入されるアニメーションはすべて新しく描き下ろされており、セリフももちろんフルボイスだ。
主人公を演じる柿原徹也さんをはじめ、能登麻美子さん、平野綾さん、中村悠一さんら、アニメ版の豪華声優陣がこのゲームのために再集結しており、アニメファンから「ロボットもの」ファンまで幅広く楽しめる仕上がりになっている。
価格は6090円(税込)。09年10月8日から全国のゲーム売り場や量販店などで発売している。