「スローカロリーシュガー」
三井製糖と東京ベルエポック製菓専門学校は2009年11月3日、新世代健康砂糖「スローカロリーシュガー」の発売1周年を記念し、「ヘルシースイーツ作品発表会」を開催した。
イベント内で発表されたモニター調査では、40%の人がスローカロリーシュガーを摂取しているのに体重が減ったと答えており、太りにくい糖分として注目が集まっている。その理由は砂糖と「パラチノース」をほぼ半分ずつ混ぜ合わせているから。パラチノースとはハチミツなどに微量に含まれる天然の糖で、最大の特長は「消化吸収が遅い」ということのようだ。内臓脂肪をためにくい、集中力の持続時間が長い、血糖値が上がりにくいなどのメリットがある。
そんなスローカロリーシュガーに、東京ベルエポック製菓専門学校がいち早く関心を示したのだが、それは従来とは違う健康的なスイーツを作れる可能性を感じたからだという。発表会では同校の講師(パティシエ)と生徒が「甘くてハッピーダイエット」というテーマで独自に新作した「ヘルシースイーツ」を披露したほか、スローカロリーシュガーを使ったシュークリームを円すい状に積み上げた「クロカンブッシュ」の展示も行われた。ダイエットを意識するあまり、過剰にカロリーや糖分を避ける傾向のある現代人にとってはうれしい商品といえるかも。