九州大学はこのほど、サツマイモ麹で醸造した芋焼酎「いも九」を発売した。
同大農学研究院と、オエノングループの福徳長酒類が共同で研究してきた成果を活かして作った。甘くフルーティーな香りと、どっしりとした味わいが特徴だという。原料に芋を使った麹は製造が困難だとされ、ほとんどの芋焼酎では米麹が使われている。
アルコール度数は36%。価格は1本500ml入りで2100円。当面は、九大生協で扱うが、将来的にはインターネット販売も行う。
「いも九」は、あか抜けない九大生を指す愛称。同名を冠したスイートポテトも販売されている。