「自分に合うキーの曲がなかった」
――そもそも歌うようになったのはいつからですか?
中山「美容師として働くようになった20歳くらいからですね。仕事が辛くて、悩みが多く、はき出す場が欲しかったのだと思います。最初は近所の知人にピアノを弾いてもらって歌っていました」
―その当時からオリジナルを歌っていたのですか?
中山「最初は矢野顕子さんのカバーなんかをやっていたのですが、すぐオリジナルをやりだしました。例えば、カラオケに行っても声が低いので自分に合うキーの曲がないことが多いんです。だったら自分の欲求を満たせる曲を自分で作ってしまおうと。それで始めました」