近頃、電車での集団痴漢が多発しているという悪質事件が報告されていると聞いています。
極めて許されない行為であり、卑劣な犯罪だと思われます。
そんな痴漢行為や痴漢冤罪を防止するために設置されたのが「女性専用車両」です。
主にラッシュの時間帯に運行され、先頭、又は最後尾が女性専用車両となっている路線が多い様子です。
「乗る」50.2%、「乗らない」が49.8%
そこで、疑問に思ったことは、そもそもギャルは女性専用車両を利用しているのでしょうか?
早速、ギャルが女性専用車両を利用しているかを弊社アンケートサイトGRPで調査してみると、驚くことに「乗る」が50.2%、「乗らない」が49.8%という結果でした。
これは極めて女性専用車両の普及の高さが示されている結果なのではと、私自身ビックリしています。
「乗る」と答えたギャル達からは、
「変な心配をしなくて良いから助かる」
「女の人だけだから気兼ねなく乗れる」
「守られている感じがする」といった声が多く、安心感や利便性・居心地の良さから女性専用車両に乗車しているようです。
と言うのも、ギャルは肌見せや露出系アイテムをファッションとして取り入れる傾向にあります。
派手めな外見ゆえに、中には男性から声を掛けられたり、ナンパされたりするというギャルもいるようです。
「女性専用車両の運行形態がわからない」
そんな状況を回避するために女性専用車両を選んでいるとギャル達は言います。
では、女性専用車両には「乗らない」と答えたギャル達は、なぜ女性専用車両を利用しないのでしょうか。
それは、まず第一に女性専用車両の存在自体は知っているものの、実際、どのような運行形態を取っているのかは「知らない」または「分からない」といった意見が多く寄せられました。
「何時に走っているの?」
「乗っては見たいけど、毎日走っているの?」
このようなギャル達からの声からすると、目に止まるようなガイダンスが行われていないと言えるのはないでしょうか。
「夜ももっと運行してほしい」
実際、私も女性専用車両を利用していない一人であるため、一体どのような運行スケジュールなのか駅のホームを見渡してみたものの、そこには通常の時刻表と車内での暴力行為防止のポスター・路線での工事や点検の状況を示す掲示のみが貼られていました。
もちろん、これは私自身が利用する路線に言えることだけなのしれませんが、
―『もっと分かる様なアナウンスをして欲しい』―これこそ、ギャル達の本音のような気がします。
また、更にリサーチを続けると、ギャル達からこのような提案が寄せられたほどです。
「時間帯に限らず、常に1両くらいあったら嬉しい!」
「いつ走っているとか分かり易くした方が良い」などなど…。
中でも、ギャル達から一番多かった意見は、夜ももっと運行してほしいというものでした。
理由としては、朝の通勤・通学とは違い、夜はお酒に酔っている人達が乗っていることにあるようです。
余談ではありますが、「男性専用車両も作れば良いのに」といった意見もありました。
ちなみに6月24日に行われた西武ホールディングスの株主総会では、「男性専用車両」の設置を求める議案は賛同が得られず否決となったようです。
ギャルからも意見があった提案だけに、今後のこちらの展開も気になるところです。<モノウォッチ>
GRP編集長まぁ~さ