結婚披露宴の脇役が「主役」に? デジタルフォトフレームの役割

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ソニー「DPE-V900」
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   結婚式披露宴の「引き出物」としてデジタルフォトフレームが注目されている。その「役割」がニクい。出席者のテーブルに人数分の商品が置かれ、新郎・新婦の写真や映像が流れるというもので、当然それを持ち帰って使えるのだから効率的。こうした利用法、今後さらに増えそうだ。

「結婚式のIT革命や~」

   世にデジタルフォトフレームなるものが登場したのは数年前のこと。SDメモリーカードや内蔵メモリーに保存した写真を、スライドショーで流すだけでなく、最近ではラジオや音楽を流せるもの、動画を再生できるものまで登場している。価格も4000円前後から買えるとあり、友人、彼女へのプレゼントやお店のインテリアなど用途も多岐に渡っているという。

   そんなデジタルフォトフレームが引き出物として注目されだしたのは、2009年8月29日にミニブログ「ツイッター(Twitter)」に投稿された「結婚式参列中、なう。なんと、披露宴会場の席礼がデジタルフォトフレーム!」というつぶやき。参列者それぞれの思い出の写真がスライドショーで流されたとの紹介に、ネット上で興味ある記事にチェックを入れる「はてなブックマーク」は数日で150を超え、

「結婚式のIT革命や~」
「値段も安くなってきたし、いいよね」
「もう遅いが、これをすればよかった」

と評価する声もあがっている。

   「今後、予算が合えば検討したい」とする結婚式プランニング会社はいくつかあり、結婚披露宴のテーブルにデジタルフォトフレームが置かれるのは常識となるかもしれない。

メンドーサ石井

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