叙々苑「焼肉ライスバーガー」 「あの味」を家庭で、映画館で

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   赤坂、六本木、銀座など都内の一等地に店を構え、芸能人にも人気の焼肉店「叙々苑」が開発した「焼肉ライスバーガー」が話題を呼んでいる。店頭やインターネットでの販売が口コミで広がり、若い女性も好んで買っていくという。

幅広い客層の「あの場所」でも

思わずほおばりたくなる?
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   このライスバーガー、肉はすべて個体識別ができる国産牛に、叙々苑店舗で使用される秘伝のたれで味付け。お米はあきたこまちを中心に国産米をブレンド。しょうゆと魚醤(ぎょしょう)を加え、2度焼きで香ばしく仕上げている。すべて国内加工で、味のみならず、品質・安全性も保証つきだ。

   「家庭でも簡単においしいものを食べてもらいたい」というコンセプトで叙々苑の料理長が開発、2006年の7月から店頭で売り出した。1つ350円とバーガー類としては高価な部類に入るが、来店した芸能人がおみやげとして持ち帰り、テレビで紹介されるなど、口コミで広がっていった。06年12月に10個入りのギフトセット(10個入り4200円・送料込)を販売開始。08年11月からは量販店やコンビニでも売られ始め、販路も拡大している。

   そんな中、09年7月からは一風変わった場所でも販売を始めた。東京・千代田区にあるTOHOシネマズ日劇・有楽座だ。ドリンクMサイズとのセットで800円。映画館で「焼肉」とは珍しい組み合わせだが、「売店でおいしいものを提供したい」という劇場側の熱意で実現したそうだ。

「最初はシニア層の需要が多いと思っていましたが、意外にも若い女性の受けがいいんです。一度にオーダーが重なることも多く、好評ですよ」

と担当者。また、叙々苑の担当者も、「子どもから大人まで、映画館の幅広い客層に気に入って食べてもらえれば」と期待している。

   ちなみに、通販では「お歳暮やお中元の利用も多い」とのことだ。

ホリデー茂山

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