新型インフルエンザの第2波に備えよう――。感染症の問題を考えるシンポジウムが2009年10月9日に東京・丸ビルホールで開かれ、その中で新型インフルへの対応を議論するパネル・ディスカッションが行われる。参加は無料で、9月17日の締め切りで一般から募集している。
シンポジウム名は、「感染症に挑む知のネットワーク アジア・アフリカと共に」(文科省など主催)。午後5時からスタートする第2部「新型インフルエンザ第一波を総括」では、東大医科学研究所の河岡義裕教授から問題提起があり、続いて、学識経験者らを交えて第2波への備えについてパネル・ディスカッションを行う。また、国立国際医療センターによる「メキシコ報告」も行われ、新型の震源地メキシコを現地調査した結果が話される予定だ。
午後1時からの第1部では、ラオスパスツール研究所のポール・ブレイ所長が新興感染症について話す来日特別講演なども行われる。
参加申し込みは、特設サイト(http://www.kansen-net.jp/)上の応募フォームから行うか、所属団体、肩書き、氏名、電話番号、FAX番号、受講希望セッション(第1部・第2部)を明記して事務局にFAX(03-5228-0629)する。問い合わせは、シンポジウム受講登録窓口のウィタンアソシエイツ(電話03-5228-0621)へ。