美少女アイドルの登竜門「第12回全日本国民的美少女コンテスト」が2009年8月4日に都内のホテルで開催され、グランプリに宮崎県出身の中学1年生・工藤綾乃さん(13)が選ばれた。
この日は、約10万人の応募者から予選審査を通過した21人が、全員同じ白いワンピース姿でステージにあがり、歌や演技力を披露。その後、写真家の篠山紀信さんや俳優の村上弘明さん、女優の菊川怜さんら18名の審査員により各賞が発表された。
「グランプリ」と「モデル部門賞」のダブル受賞を果たした工藤さんは、笑顔で、「将来は、杏さんのような日本だけでなく世界でも活躍できるようなビックなモデルさんになりたい」とキッパリ。トロフィーを受け取る際も、他の受賞者が涙を見せるなか、「実感がないです。(コンテストは)楽しかった。緊張はあまりしないほう」とあっけらかんと語り、将来の「 大物」を予感させた。
他の賞は次の通り。
審査員特別賞・小西沙絵加さん(14歳・滋賀)、玉城梨亜さん(12歳・沖縄)、尾中琴美さん(12歳・福岡)。演技部門賞、佐藤望月(ミズキ)さん(14歳・兵庫)。音楽部門賞、栂野理紗子さん(14歳・東京)。マルチメディア賞、玉城茉里さん(15歳・沖縄)。グラビア部門賞は該当者なし。
(左から)マルチメディア賞・玉城(タマシロ)さん、演技部門賞・佐藤さん、音楽部門賞・栂野さん、グランプリとモデル部門賞・工藤さん、審査員特別賞・尾中さん、小西さん、玉城(タマキ)さん