今までのV8フェラーリとはイメージがだいぶ変わりました
フェラーリは、F430の後継車「458イタリア」を、第63回フランクフルト・モーターショー2009でお披露目すると09年7月28日に発表した。
モデル名の「458」は排気量と気筒数を表しており、エンジンは新開発の4.5リッターV8。レーシングエンジンと同様ピストン高を低く抑えて圧縮比を12.5:1としたエンジンの最高出力は425kW(570ps)、最大トルクは540Nm。企画当初からミハエル・シューマッハが参画し、彼のアドバイスを反映した同車は最高速度325km/h、0-100km加速は3.4秒未満という性能を誇る。
外装はピニンファリーナの手によるデザイン。過去のV8モデルとは一線を画す、フェンダーが強調された曲線的なもの。全長×全幅×全高は4527×1937×1213(単位はmm)で、空力性能を高めた結果、200km/hで実に140kgのダウンフォースを得られるという。
価格などの詳細は発表されていない。