富士フイルムは、3次元(3D)の画像を撮影できる世界初の家庭用デジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」を2009年8月8日に発売する。
光学3倍ズーム対応レンズとCCDセンサーを2組搭載し、それぞれから得られた情報を新開発の処理回路「リアルフォトエンジン3D」で処理することで、3Dの画像を撮影できるようにした。静止画のほか、動画の撮影も可能。特別な知識や技能は必要なく、普通のデジカメと同じ感覚で使えるという。画素数は1000万画素で、想定価格は6万円前後。
また、専用のメガネなどを使わなくても3D画像を楽しめるデジタルフォトフレーム「FinePix REAL 3D V1」を同時に発売するほか、3Dの写真プリントサービスも提供していくとしている。想定価格は「FinePix REAL 3D V1」が5万円前後。プリントサービスは1枚500円程度を予定している。