マクドナルドは2009年7月17日から全国で、ブラックペッパーの辛さが効いたサンドイッチ「ジューシーチキン ブラックペッパー」と、サイドメニュー「黒辛チキン」「赤辛チキン」を8月上旬までの期間限定で発売する。昨年7月から展開中の「ジューシーチキン 赤とうがらし」とともに、この夏強力なチキンメニューのラインナップが展開されることとなった。
4商品ともモモの一枚肉を使用し、ジューシーな味わいが楽しめる
「ジューシーチキン ブラックペッパー」（左上）、「ジューシーチキン 赤とうがらし」（右上）、「黒辛チキン」（左下）、「赤辛チキン」（右下）
新登場する「ジューシーチキン ブラックペッパー」はサクサクの衣でモモ一枚肉を包んだパティと、新鮮なレタスをゴマつきバンズでサンド。アンチョビ風味のソースもきいており、ブラックペッパーのスパイシーさが一番の特徴だ。サイドメニューの「黒辛チキン」と「赤辛チキン」はそれぞれ「ジューシーチキン ブラックペッパー」、「ジューシーチキン 赤とうがらし」で使われているパティと同じモモ一枚肉。「単品」として独立した形となっており、チキンのスパイシーさやジューシーさをよりダイレクトに楽しむことが出来る。
サンドイッチに「ブラックペッパー」「赤とうがらし」、サイドメニューのチキンにも「黒辛」「赤辛」と、今回の新メニューで、「黒」と「赤」の両雄が並び立つことになる。果たしてどちらが好まれるのか……。発売前日の09年7月16日、マクドナルド南青山店で、一般客23人に「黒辛チキン」と「赤辛チキン」をジャッジしてもらった。
「黒辛派」だという10代の女性は、「黒コショウがおいしくてどんどん進みますね！」と嬉しそうに「黒辛チキン」をほおばれば、20代の女性も「ブラックペッパーが入った見た目が期待通り。かめばかむほどコショウの味がきいておいしいです」と「黒辛」に満足げ。40代の男性も「仕事の疲れを癒してくれそう」と笑顔を見せた。
「赤辛チキン」のピリッとするレッドペッパーの辛さが気に入っていたのは10代の男性で、「ほどよい味で辛ウマです！」。また、20代の女性も「一見辛そうに見えてちょうど良い味。後を引く辛さですね」と「赤辛派」も負けておらず、「辛いのは苦手だったけど、これは好きな辛さ」（20代男性）という再発見派もいた。
「黒辛」「赤辛」が拮抗した結果に！
実際、記者も試食してみたが、どちらも一口目の「サクサク感」がたまらない。「黒辛チキン」はとにかく香り豊か。ブラックペッパーのほかにクミン、コリアンダーなどさまざまなスパイスが使用されているそうで、かなり食欲をそそる。「赤辛チキン」は、赤い見た目のインパクトに比べれば辛さは抑えめだが、口の中にピリッと広がるレッドペッパーの辛さがクセになりそうだ。共に同じ「辛系」ではあるが、黒と赤でしっかりと異なったキャラクターが印象的だ。まさにホットな夏に向けたホットな商品の新登場である。
最終結果は「黒」が12票、「赤」が11票と拮抗。「黒辛」「赤辛」ともに、「友達と汗かきながら食べたいよね！」「お肉がすごく柔らかいし、味も夏にちょうどいい！」という声も多数あがっており、これからの夏に黒と赤、食べ比べてあなたもジャッジしてみてはいかがだろう。
「ジューシーチキン ブラックペッパー」、「ジューシーチキン赤とうがらし」ともに単品は290円から310円。バリューセット価格（マックフライポテトM、ドリンクM付き）は600円から630円。サイドメニュー「黒辛チキン」「赤辛チキン」はともに単品で150円。