飛行機に乗ると、離陸前に必ず流される「機内安全ビデオ」。でも、旅行前のわくわく感が先立って、うわの空になっている人も多いはず。そんなことを見越して作られたのか、ニュージーランド航空の「安全ビデオ」は、なんと客室乗務員やパイロットが「裸」で登場。思わず「見入って」しまうこの動画が「ユーチューブ(YouTube)」にアップされ話題だ。
「初見では(裸だと)気づかなかった」
「裸」といってもその素肌には制服のボディーペイントが施されている。だがその精巧さは、一目でペイントとは分からないほど。カメラワークも絶妙で、女性のバストなどは映らないよう配慮されている。この「安全ビデオ」、タイトルは「Bare Essentials of Safety」(必要最小限の安全)。「Bare」(=裸)というのが「シャレ」かどうかは分からないが、BGMにはポップな音楽が流れ、出演者もノリノリだ。
とはいえ、内容はいたってまじめなもの。機内での諸注意、シートベルトの留め方、ライフジャケットや酸素マスクの使い方を丁寧に説明してくれる。