レイカーズフラッグにコービーのレプリカユニホームも
車社会のLAらしいのはフラッグ。通常のレイカーズ・フラッグをつけている車も多いですが、それに加えて優勝フラッグをつけて走っている車も見かけます。エンジェルスが優勝したときは、ピックアップトラックの荷台に大きな大きなエンジェルス・フラッグをつけて走っている人がいましたが、そのレイカーズ版には遭遇していません。
そしてレイカーズの有名選手といったらコービー。優勝後、夜中のトーク番組「Tonight Show」に出演、司会のコーナン・オブライエンに「(俳優の)ジャック・ニコルソン(レイカーズの大ファンで知られる)がいつもコート前で応援しているけれど、どんな気分?」という質問に「最初は"わー、ジャック・ニコルソンだ"とおもった」などと興奮気味に答えていた彼。
ですが、以前、ショッピング・モールのサウス・コーストプラザにて彼と家族に遭遇したときは、周囲にいた人たちが「コービーだ!」「どこ?」「あそこあそこ」と大興奮していました。
そんな人気者のコービーの背番号をつけたユニフォームのレプリカをきている人たちは多く見かけます。娘の通う学校にくる小学生の女の子もレイカーズ優勝後にきてきていましたし、その後、量販店に買い物にいったときも、コービーのユニフォームのレプリカをきてお母さんと買い物をしている男の子を見かけました。
チャンピオングッズはスポーツショップでも買えますが、オンラインであれば、NBAのサイトからだけでなく、OC(オレンジカウンティー)の地元紙、OC Registerでも買えるのですからびっくり!
AFGの3つのTeam LA店は、前回優勝した2002年時を14倍も上回る売り上げを記録。また、ウェブサイトによる売り上げは、一日の数字では過去最高に達し、前回を650%市のいている。となると、やはり「不景気なんてどこに?」と思わずにはいられない。
そういえば私も自分の応援しているMLBのチーム、エンジェルスがワールドシリーズを制覇したときは、TシャツからゲームハイライトのDVD、チームの集合写真など買って幸せな気分になったなあと思い出し、「こんな時期でも元気になれることがあることは素敵だ」と新聞でインタビューに答えていたレイカーズファンの言葉にうなずくばかりなのでした。
野村香奈