「日本一怖いトイレットペーパー」by 鈴木光司

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商品外観。ここからもう怖い…
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読みながら漏らしちゃっても、トイレなら平気だ
読みながら漏らしちゃっても、トイレなら平気だ

   これを手に入れたら、もう1人でトイレに行けなくなるかも・・・?

   静岡・富士に位置する林製紙は2009年6月6日、「日本一怖いトイレットペーパー」を発売した。

   仕掛け人は、「リング」「らせん」などホラー小説で有名な作家の鈴木光司さんで、鈴木さん書き下ろしの短編小説「ドロップ」が幅11.4センチ、長さ30メートルのペーパー(2枚重ね)にプリントされているのだ。

   ストーリーは、こんな書き出しで始まる。

「水気の多い閉ざされた空間は怖い話の舞台に合う。狭い空間に篭った怨念が、水という媒体によって熟成され、伝播しやすくなるからだ。・・・」

   全体は約2000文字でペーパー上に9分割して掲載されている。

   同社はこれまでにもユニークなトイレットペーパーを数多く制作しており、今回はマンガ家のやくみつるさん、経済アナリストの森永卓郎さんに続く「有名人トイレットペーパー」の第3弾にあたる。

「今回の商品は『おどろおどろしさ』をトイレットペーパーを通じて表現できないかというアイデアから始まりました。鈴木光司さんに白羽の矢を立てたのは、彼がホラー小説の分野で第一人者であり、また鈴木さんの地元が浜松ということで、静岡の縁があったためです」(林高幹専務)

   商品は県内の書店をはじめ、東急ハンズやロフト、ヴィレッジガヴァンガードなどにも順次卸していく予定だという。

   価格は1個210円。現在は同社のHPより注文(1個から可能)を受付けている。

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