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幾つになっても女を捨てないフランス人女性

タトゥーシールでおなかもオシャレ
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イラストの色調は服と色を合わせることも
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   しかし、こういうものが売れるのはフランスならではだなぁ、とつくづく思う。フランス人女性って、いついかなる時でも、いくつになっても、他人の視線を意識して、女を捨てない、っていう印象があるのだ。赤ちゃんを抱っこしながら小さな子どもの手を引くママがきれいにマニキュアやペディキュアを塗っていたり、デパートの化粧品売り場では60~70代のマダムたちが真剣な顔つきで口紅を選んでいたりする。先日、パリの映画館で、杖をついた80歳を超えていると思しきマダムが、フリルつきのブラウスにフレアスカートを着こなし、きちんとメイクをして、イアリングを付けているのを見かけ、すっぴん顔に洗いざらしのジーパンはいた自分をちょっぴり恥じたものだ。見回せば、昼間に1人で映画を見に来ている女性たちが、皆、さりげなくおしゃれをしている。「どうせ、暗い場所だし、誰も見てないし」なんて考えないのだ、私のように。

   フランスではベビー用オード・トワレも売っているし、小学生の女の子がお出かけ時にメイクをするし、生まれた時から死ぬまで"女"なのだ。

   いくつになっても他人から"女"と認められたいのならフランス人女性たちを見習うべし。ただ、ある程度の年齢になったら、女を捨ててラクに生きたい、という考えもありだと思うけど・・・。

江草由香


【プロフィル】
江草由香(えぐさ ゆか)
フリー・編集ライター。96年からパリ在住。ライターとして日本のメディアに寄稿しながら、パリ発日本語フリーペーパー『ビズ』(http://www.bisoupfj.com)の編集長を務める。著書は芝山由美のペンネームで『夢は待ってくれるー女32才厄年 フランスに渡る』。趣味は映画観賞。

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