ジュネーブ発明・工夫見本市で金賞
先日、パリにある、精油やハーブティーなどの輸出・販売会社SAGASHIRA PARIS-TOKYOを訪ねた時のこと。オーナーが、「アロマをする人に、お勧め」と見せてくれたのが、アロマテラピー用めがねルナローム(Lunarom)だった。めがねといっても、レンズは入っておらず、フレームに精油を浸した綿棒をセットし、それが両方の鼻の穴に差し込まれるしくみで、鼻腔内の嗅覚細胞を直接に刺激するので、効果抜群なのだという。これをつけて人前に出たら、ビビられること間違いなしの、あやしげなデザインだが、実はジュネーブ発明・工夫見本市で金賞をとった誉れ高い健康器具なのだ。
キットは、フレームと綿棒(市販のものでOK)に、精油は抑うつ・活性化、疲労回復、禁煙、集中力アップなどの効果があるものから、選べるしくみ。
私もアロマテラピーをかじっており、確かに精油をたらしたティッシュを鼻にあてるとよく効くんだけど、手で押さえているのが、面倒なんだよね。オーナーいわく、「家で一人、読書をしている時や、テレビを見ている時に使ってくださいね。うちの娘は気持ちが高ぶって眠れない時に、これをかけて横になると、15分くらいで眠っちゃう、って言っています。気分が落ち込んだ時や不安やイライラを感じた時に使う人が多いようです。こういう時代ですからねぇ・・・」。