チケット価格ではヤンキースが「圧勝」
これが「シェイクシャック」の超人気ハンバーガー。球場では1ドルプラスのリーズナブルな価格設定
メッツには、マイヤー以外に、「ノブ」や「トライベッカグリル」、現在、話題沸騰のニューレストラン「コルトン」のオーナーのドリュー・ニーポレントが、レフト側にレストラン「アセラクラブ」を出店。これらのレストランで提供するワインは、オークションを行う「ザッキーズ」がセレクションを担当するなど話題に事欠かない。シティフィールドには、これらのハイエンドレストランだけでなく、独立記念日のホットドッグ大食い大会で有名な「ネイサンズ」のホットドッグ、旧スタジアム時代から親しまれている地元ピッツア店、イタリアンヒロサンドイッチ、そして、アメリカのファーストフードで、なくてはならない地位を確立した寿司のテイクアウトもあり。
ニュー・ヤンキースタジアムも、「ジョニーロケッツ」や「ハードロックカフェ」、マンハッタンの高級精肉店「ロベル」の肉を提供する店の出店で対抗しているが、誰がみても、今回のサブウェイシリーズの勝者はメッツだ。
しかし、ヤンキースが負けていないのは、1試合のチケット価格。メッツを大きく引き離し1席2625ドルなり。って、冗談?と、お思いの方、どうぞ、以下のヤンキースの入場券販売アドレスでご確認下さい。
上階の安い席はファンでぎっしり、フィールドに近い高額の座席はガラガラで、テレビにも、それがしっかり映し出され、痛々しいばかりだったが、とうとう値下げが決定した。と、言っても、1250ドルです。
エアコンの効いた室内で、革張りの椅子に腰かけて、高級ワインを飲みながらドライエイジされたステーキを食べて野球を観るより、炎天下のスタンドで、ホットドッグにビール、そしてクラッカージャックが、野球らしくていいと思うのは、負け惜しみかな?
坂本真理