南加にもやっと流行が  人気自転車「フィクシー」

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自転車通学の中学生の半数が使用

男の子たちが乗って説明してくれました
男の子たちが乗って説明してくれました

   フィクシーならではの機能を使って、自転車を上手に操る子どもたち。それはそれは楽しそうです。息子さんの友人によるとミドル・スクール(中学校)に自転車で通学してくる人の半分はこれに乗っているとのこと。気になるお値段はというと、ブランドにこだわりがなければ新品で300ドルぐらいから買えるそうです。また、子供用やレディース用もあるとのことでした。

   それはそうと、ブレーキがない自転車に公道で乗っていいのかという問題もありますよね。

   市やカウンティーによって法律は様々ですが、基本は公道で乗ってはダメ。それでも子どもたちやフィクシー好きの大人たちは乗っているようですが、ここまで浸透してくると、法律で規制されそうです。

   ガスあるいは電気モーター付きスクーターも一時は大人気でよく見かけましたが、歩行者や自転車専用の道路を走ったり、公道をスピード出して走ったりする人が増えたために禁止されてしまいました。

   ガスだとスピードが出て危ない上に、音がうるさかったのですが、電気モーターのほうは、スピードこそ出なくても音が静かで快適。ただ、やはり物足りなさは残るため、次第にその姿を見なくなりました。

   やっとやってきたフィクシー人気。クリスマス商戦まで続くのか? そしてこの不景気の中、クリスマスの目玉となるのか? 今から興味津々です。

野村香奈


【プロフィル】
野村 香奈(のむら かな)
1970年鹿児島生まれ。上智大学卒業。「AERA」「週刊朝日」で主にエンターテインメントの編集を担当した後、2000年8月に結婚により渡米。ロサンゼルスの日系無料情報誌でライターも経験。趣味はドライブ、おいしいものを食べること、情報収集、そして、MLB(メジャーリーグ)観戦。LA TimesとPeopleを愛読。現在、ロサンゼルス近郊のニューポートビーチ市(Newport Beach)在住。

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