長寿のイメージばかり先行? 仏の「OKINAWAブーム」

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この夏、いよいよフランスで売り出される沖縄(+京都)ツアー

フランスJTBのマチルド・ルモニエさん
フランスJTBのマチルド・ルモニエさん

   沖縄ブースにはフランスJTBも参加。同社はブームを見込んで、この夏から沖縄ツアーの販売を開始する。パンフレットにはサンゴ礁と熱帯魚のトロピカルな写真に『日本パラダイス 沖縄 百歳代の人々が住む島』なんてタイトルが踊るが、2週間で京都・奈良、沖縄をめぐる内容だ。「OKINAWAが国の名前だと思っている人もいるので、まずは、日本の県だということを知ってもらわないと」。と担当のマチルド・ルモニエさん。「フランスでお年寄りと言えば、老人ホームなどで静かに暮らしている、というイメージがありますが、テレビに映し出される沖縄の老人たちはとてもアクティブ。何を食べて、どういう生活をしているのか?と関心をもつ人が増えています。首里城などの観光地やきれいな海もあるし、今後、フランスから沖縄への旅行者も増えていくでしょう」。沖縄に足を運び、現地の料理を食べて、フランス人に本当の沖縄を知っていただきたいものだ。

江草由香


【プロフィル】
江草由香(えぐさ ゆか)
フリー・編集ライター。96年からパリ在住。ライターとして日本のメディアに寄稿しながら、パリ発日本語フリーペーパー『ビズ』http://www.bisoupfj.comの編集長を務める。著書は芝山由美のペンネームで『夢は待ってくれるー女32才厄年 フランスに渡る』。趣味は映画観賞。

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