子供がゆっくり絵本を読めるのが「基本」
自宅にいるような家庭的ムードが「絵本カフェholo holo」の売り
「絵本喫茶というと、大人中心のところが多いですから、お子さんにゆっくり絵本を読んでいただければうれしいですね」
と語るのは、大阪・難波中に2008年7月にオープンした「絵本カフェholo holo」。
「お菓子はすべて手作り」
「コーヒーは注文が入ってから挽き始める」
同店は家庭的な雰囲気に満ちており、子供たちが楽しそうにしている様子がたびたびブログにアップされている。
子供連れ以外で多いのはやはり女性。子供のころに読んだ本を眺め、「懐かしい」「いま読むと違った感じを受ける」などの感想を残している。
また、栃木・那須烏山にあり、木の温もりを感じる2階建ての店「絵本喫茶ぱたぽん」は、親子連れを意識した店作りが特徴。
階段に柵(さく)がついていたり、トイレにおむつ替えシートが備えてあったりと、安心して子供を連れて来られるよう配慮がなされているため、乳幼児を連れた母親たちも多く訪れる。ランチメニューには子供用のセットもあるのだとか。
絵本の読み聞かせ、昼食・お茶会といった「定番コース」を過ごしながら、母親たちが交流を深める場にもなっているそうだ。