こんな時代だからこそ必要 「絵本喫茶」に集う男・女・子供

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「文字を超えたもの」としての絵本

   「絵本=アート」をより強く感じさせるのは、東京・目白にある洋書絵本を専門に扱う書店「Book&Cafe EHON HOUSE Mejiro」。

   同店は輸入絵本・雑貨を扱う「絵本の家」の直営店で、「じっくり絵本を選んでもらえるように」とカフェスペースを併設している。

   店内には世界30か国以上から集められた4000冊以上の外国語絵本が並ぶ。日本語の絵本もないわけではないが、その扱いはあくまで30か国のうちの1国に過ぎない。

   もちろん、客のすべてがこうした外国語にたん能なわけではない。しかし、絵が主体であることから全く理解ができないわけではないし、日本語の解説がついた絵本や、仕掛け絵本を置くなど店側の工夫によって、「文字を超えたもの」として楽しまれているのだという。

   こうした珍しい店だけに、遠方から訪れる人、プレゼントを買いに来る人、語学学習の足がかりにする人など、色々な客が訪れているようだ。

   また、同店は洋書絵本に親しんでもらおうと、洋書絵本の読み聞かせなど、絵本に関連したカルチャー講座も定期的に開催しており、文化発信地としても機能している。

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