道路標識や犬の種類の「画像」でカンタン学習
新サイトの最大の特徴は、画像による記憶学習(イメージ・ラーニング)が簡単にできるようになったことだ。たとえば、道路標識や都道府県の地図の画像を1枚1枚みながらその意味を記憶し、その成果をクイズ形式で確認できる。すでに犬の種類や星座の名前を覚えるコンテンツなどが用意されているが、ユーザーが学習したい内容のコンテンツを自分で作成することもできる。
また歴史の年号や専門用語の意味などを文字ベースで学習する機能も追加された。従来の語学学習と同じ要領で、試験などに必要なさまざまな知識をオンラインで効率的に記憶できるようになった。
セレゴ・ジャパンでは、このようにあらゆる知識を多様な形式で習得できるサイトを用意することで、アメリカを始めとする海外のユーザーを大幅に増やし、年末までに現在の10倍の400~500万人に会員数を拡大することを目指す。同社のアンドリュー・スミス・ルイス会長は
「英語学習がメインの日本と違って、アメリカでは語学学習のニーズはそれほど大きくないが、なんでも学習できる仕組みになれば、もっと幅広く勉強できるようになる。またfacebookやiPhone向けの開発に力を入れて、若い人のライフスタイルに合わせた学習ができるようにしていきたい」
と話している。