皆さん、始めまして!
今回からギャルウォッチでコラムを書かせていただくこととなったSGRメンバー、まぁ~さです。SGRの代表「ひぃ」と同い年であり、高校時代には「ギャル街道」を突っ走った一人でもあります。
「ガゼッター」と「ギャル」の違い
「ZZZ…」何の夢を見ているのかしら?
私の自己紹介はさて置き…。
最近のギャルはR&B/HIPHOP/ReggaeといったいわゆるBlack Musicだけではなく、ド派手なメイク・衣装が目を引く「ヴィジュアル系バンド」に注目しているのはご存知でしょうか。
「ヴィジュアル系バンド」は通称「V系」とも呼ばれており、2007年10月には、伝説のバンド「X JAPAN」が再結成を果たしたことは記憶に新しいハズ。
それがきっかけとなり、ギャル界における「ヴィジュアル系」への注目度は上昇しています。
中でも、02年1月に結成され、独特な世界観でギャルを虜(とりこ)にしている5人組バンド「the GazettE」(ガゼット)の人気は絶大。
さて、何故、ギャルが「ヴィジュアル系」に注目しているか解りますか?
それは、彼らが綴る「歌詞」にあります。
2005年に発売された「Cassis」は、ギャルから「病みソン」と称されています。(*「病みソン」=切ない歌詞や悲しい歌詞、涙を誘う泣ける楽曲のこと。)
もちろんこの「Cassis」はギャルだけではなく、熱狂的なファン「ガゼッター」からも人気の高い作品ですが…。
ギャルとガゼッターで大きく違うのは、ギャルがこのような「病みソン」をメロディーコールに設定することです。(*メロディーコール=携帯に電話を掛けると聴こえる「プルル」という呼出音。人気楽曲やおもしろボイスなどに変えることが出来るサービス。)
要は、「病みソン」をメロディーコールに設定することで、設定対象者が電話してきたときに「今、悩んでいます」という自分の状況を「病み」発信しているのです。
心理的には、
「メロディーコールを聞いて私の状況を解って欲しい!」
「今日はそっとしておいて欲しい」etc
という感じでしょうね。
見てもらいたい、聞いてもらいたい、共感してもらいたい、気付いてもらいたいという、ギャルの微妙な心模様とSOSサインが見て取れます。
いつでもテンションが高く、元気一杯が取りえのギャル。だからこそ、あえて「病みソンコール」で自分を表現し、今の状況を悟って欲しいというサインやメッセージを込めているのではないでしょうか。
外見の派手さ、強めメイクばかりが目立つけど、ギャルも同じ人間であることには変わりはありません。
「病みソンコール」にはギャルならではのこだわりを感じるようにも思えますが、いかがでしょうか。
有限会社SGRまぁ~さ