内部まで徹底的にこだわった
デアゴスティーニ・ジャパンは「安土城」の木製模型を完成させる雑誌シリーズ「週刊 安土城をつくる」を2009年1月27日から販売する。
安土城の詳しい解説や築城した織田信長の生涯などを紹介する20ページ(創刊号32ページ)の雑誌と模型パーツのセットで、全110号の予定。歴史を学びながら、築城後間もなく焼失した「安土城」の模型を完成させていく。
実物同様、はめ込み式構造で作られる模型は、最新の時代考証や発掘調査に基づいて復元された建築設計図に限りなく近づけたもので、外観だけでなく、城の構造、内部の部屋や障壁画・襖(ふすま)絵、さらには柱や梁(はり)、垂木の1本1本に至るまで精密に再現した本格的な逸品。日本の城の歴史上、最も豪華ともいわれる"幻の城"がリアルに蘇った。
模型は左右に展開することができるため、完成後も城の内部をしっかりと鑑賞できる。
1/90スケールで完成品のサイズは、高さ53cm×幅58cm×奥行き52cm。
創刊号の特別付録DVDには、模型の解説の他に安土城跡地やCG映像が収録されており、当時の様子や歴史を視覚的に理解できるようになっている。
価格は創刊号590円、第2号以降は1490円。