味のほうはご想像に・・・
そしてその2つのパーティーで印象的だったのはケーキ。
2つ目のパーティーのケーキは母親の手作りで、焼くのに1日、デコレーションに1日費やしたといいます。まるで結婚披露宴にでてきそうな代物ですが、見た目のハデさだけでなく、味もおいしくて評判上々でした。
最初のパーティーでは子供の顔写真が入った長方形のケーキが登場。"Photo cake"とよばれるたぐいのこのケーキは、最近どこでも注文できるようになっているようです。
近所にあるチェーン店スーパーのAlbertsonのベーカリーコーナーに行ってみたところ、cakes.comのケーキのサンプル本がカウンターに置いてありました。その中に写真を使えるPhoto Cake Frameというデザインがあり、現像した写真をもって、自分のほしいものを選びます。
Frameには男の子用・女の子用とあり、たとえば女の子用は雑誌の表紙風レイアウトや、お姫さまの絵が描かれたデザインが人気だとか。
値段は店やサイズによっていろいろですが、20ドル(約1900円)ぐらいからあるようです。
味も選べるし、色合いに関しても指定すればリクエストに応えてくれる。ミッキーマウス、ドラ、そしていまティーンに爆発的人気のハンナ・モンタナのものもあり、子供たちにとってはたまらないケーキとなっています。
もっとも、味はどうかというと・・・。この点は皆さんのご想像にお任せしましょう。
いずれにしても楽しそうなので、来月、私の誕生日の際に注文してみようと思い、夫に相談してみましたが「いいかげんにしなさいっ!」と、一蹴されてしまいました。
でも、あきらめたわけではありません。せっかくアメリカにいるんですから、なんとかして注文しようとたくらんでいるところです。
野村香奈