「豊胸」手術の進化に驚愕 「最先端機器導入」で日帰りも可能に

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「サイトリ」社の最新装置導入で時間を短縮

「豊胸」は女性にとって永遠の夢
「豊胸」は女性にとって永遠の夢

   「オザキクリニック」は、豊胸手術において日本の美容外科で2番目に「脂肪組織由来の成人性幹細胞移植」を開始。そこで重要な役割を果たしているのが「サイトリ・セラピューティクス社」の脂肪由来細胞群分離装置だ。脂肪組織から「脂肪」と「幹細胞」に分離する作業は、これまで行われていた「マニュアル法」だと5~6時間かかっていたが、同装置を使用する「セル・フォーミング豊胸術」であれば約1時間(脂肪組織100mlの場合)で終了。トータルの施術時間も約4時間で済むため日帰り施術が可能となっている。

   「セル・フォーミング豊胸術」を受ける際の流れは以下のとおり。

(1)ドクターによる施術の説明などのカウンセリング
(2)血液検査などのメディカルチェック
(3)患者の体調を把握するため、マンモグラフィー、乳腺超音波検査
(4)麻酔
(5)脂肪吸引・脂肪採取
(基本的に、血管が少なくても生着しやすい脂肪は、腹部・臀部、大腿部から吸引)
(6)セリューション・システムで脂肪と幹細胞の分離
(7)抽出した幹細胞を、注入用の脂肪と混合
(8)幹細胞が濃縮された脂肪を注入

   他の美容外科医院にも幹細胞を用いた豊胸術を実施しているところがあるが、その違いについて「オザキクリニック」新宿院の筒井裕介院長はこう話している。

「良質の幹細胞のみを正確に抽出する技術こそ脂肪細胞の生着につながるのですが、この技術を使えるのはセリューション・システムを導入しているクリニックか、細胞調整室という大掛かりな設備を導入しているクリニックに限ります。従って、幹細胞を使ったとうたっていても、こうした技術や設備がなければ、従来の脂肪注入とほとんど変わりません」
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