若者ファッション業界で年中人だかりがあり、盛り上がっているお店(ビル)といえばSHIBUYA109です。ご存じの方も多いと思いますが、1979年4月28日創立して今年で29年目になる歴史があるビルなんですよ。
名前の由来は109の営業時間「AM10時~PM9時」だから「109」。
商品は、人気アイテムだと2~3日で数百枚売り切れたり、新作も2週間サイクルで変わっていったりで、とにかく入れ替えのスピードが凄い。
1日2万人は出入りしていて109はとにかく熱気で溢れています。そんな人気を生み出す理由としては、価格、商品力、ブランディング、立地とさまざまですが、やっぱり強い理由の一つは「店員さん」。今回は彼女たちにスポットを当てたいと思います。
皆さんは覚えているでしょうか? 10年前位に一大ブームを巻き起こした「カリスマ店員」という存在を。
あまりその言葉を耳にしなくなった今でも実は「店員さん」の威光は変わらず、絶大なカリスマ性を誇っているのです。
109のブランドショップの店員さんになるには、人一倍の努力が必要。
決して大げさな話じゃなく、ショップ店員になるということは「モデル」になるような感覚と一緒で、バイト感覚だったり中途半端な気持ちでは続けられない職業なんです。
その「証」のようなものが、ほとんどのブランドショップに設けられている体重、身長、メークetcの「規定」「ルール」でしょうか。
気を緩めさせないために毎日、身体測定をするショップもあったりします。メークについては、わざわざプロのメークさんを呼んでメーク術を習わせたりしていますね。
そうした努力もあって売り上げを伸ばした者は、ブランドのデザインに携わるという「栄光」をつかめるのです。
現在の109では、メーンターゲットの高校生から年齢層も大幅にUPして、OLさんやママ世代へと新たなブームが来ています。
最近、足を運ばれていない方も、久々に行かれるといいでしょう。商品展開のバリエーションも以前とはまた違っていますし、新たな発見があるはずです。
シホ有限会社G-Revo ひぃ