大好きなMLB(メジャーリーグ)のレギュラーシーズンが終わり、プレーオフが始まりました。応援しているチームはいくつかあるのですが、とりわけ地元ロサンゼルスの Angels of Anheim、通称エンジェルスのファンです。
安定した勢いで地区優勝を手にし、「優勝候補」といわれながらプレーオフに進出したものの結果は負け。
「もしかしたらワールドシリーズでドジャースと当たる?」
という淡い期待も早々に打ち砕かれて、がっかり…。
そのかわりといっては何ですが、友人の好意でロサンゼルス・ドジャースとフィラデルフィア・フィリーズのナショナル・リーグのチャンピオンシップ第5戦のチケットを譲ってもらえたので観戦にいってきました。
今季は平均「5万人」の観客が熱狂
ドレッドヘアにレプリカのユニホームが定番
約1年ぶりのドジャースタジアムでの観戦。昔はけっこう好きだったドジャースなのですが、オーナーがかわって以後、昔からいる選手たちがいなくなり、かわりにやってくるのがお金のかかる選手たちばかりになってから親しみがわかなくなってしまいました。
おかげで駐車料金は15ドルになるし、グッズも高くなるわでグチりたくもなりますよね。こうなると、以前は歴史の重みを感じていたスタジアムについても、不便さばかりが目についてくるもの。いつ行っても古くて暗い。特に赤ちゃん連れにはおむつを換えるテーブルが階段隅などに設置してあり、不便この上ないのです。
さてそのドジャース。今年(2008年)の7月31日にレッドソックスからマニー・ラミレス選手(以下、マニー)を獲得してからあらゆることに変化が生じたそうで、それについてLA Angeles Times Magazineが特集を組んでいたのですが、スタジアムに足を運んでそれを実感。
例えば、マニーグッズ。
彼の特徴あるあのドレッドヘア(ウィッグ)をつけて応援しているファンの多いこと。前述の雑誌記事によると7万5000ドルの売り上げだそうですが、Tシャツと違って使い道がないのに、買うか? というのが私の本音(笑)
そして彼の名前入りウエアを着て観戦している人も本当に多かった。こちらは1万5000着の売り上げ。うーん、すごい。
そして観客数。公称5万6000人収容できるスタジアムの平均観客数はマニーが来る前は4万3529人、後は4万9454人。
野村香奈