先日、娘が通う現地プリスクールのParents Nightがありました。日本でいうところの父兄懇談会でしょうか? 夕方5時から1時間ほどで、30分のミーティングと30分の軽い立食懇談会でした。ただ子供同伴禁止なので昨年同様、友人に娘をみてもらって、夫と参加してきました。
娘の学校は毎年新学期が始まる9月下旬にParents Nightが行われます。いつも娘を迎える際に担任や他の先生から今日の娘の様子を簡単に聞いたり、たわいのない話をするものの、やはりお酒を飲んで軽く食べて、お互いリラックスした気持ちになりながら、先生たちとおしゃべりをするとなんだか親しみがわいてくるから不思議ですね。
10歳以上には「モノよりギフトカード」
「forever21」のギフトカード
こちらでは日本のようにお歳暮やお中元の風習はないものの、クリスマスプレゼントを贈ることで担任やそのほかお世話になっている先生たちに感謝の気持ちを伝えるのが一般的。そしてそれはモノよりもギフトカードが喜ばれるようです。
アメリカのギフトカードは日本ではまだ馴染みのないプラスチック製が一般的。小売店、専門店などから大型デパートでも扱っており、金額は自分の希望する額を指定することも可能。またスターバックス・コーヒーやGAP、映画館チェーンなど有名どころのものであれば、大型スーパーで売られています。
さて、このギフトカード。大人だけではなく、子供の誕生日のプレゼントでも主流になっているんですよ。10歳までは「ギフトカードよりモノ」が喜ばれますが、10歳以上になると「モノよりギフトカード」って感じです。
しかも、だいたい年齢層別に贈るギフトカードの種類が決まっているのがこれまた驚き。ちなみに10歳(小学校高学年)ごろから高校生の女の子にあげるギフトカードを考えると以下のようになります。
<喜ばれるもの>
1)日本人にもファンが多く、日本出店も間近の人気カジュアルブランドのアバクロことAbercrombie & Fitch、Hollister、American Eagleのギフトカード:中学生14歳以上の子の定番の一つ。
2)ターゲットとする年齢層が高めではあるが流行を押さえているうえに安くてかわいい人気ファッション店、forever21のギフトカード:中学生ごろからぼちぼちあげるそうですが、実際に着ている年齢は大学生ぐらいが多い。
3)人気の女の子サーフブランドRoxyのギフトカード:12~13歳対象のギフト
<安いというイメージが強く敬遠される傾向にあるもの>
Gap, GapのカジュアルブランドOld Navy、Guess、Tilly's、Target
こちらに住む日本人にもファンが多いTargetは定番物からかわいい日用品が安くかえるとあって我々大人世代には人気ですが、子供にとっては年齢が上になればなるほどちょっと敬遠されるようです。ただCDやDVD、そしてゲームソフト、雑誌などが買えるので男の子や比較的年下の女の子には人気だとか。
野村香奈