品物の寄付で成り立つ「Goodwill」
いかにもアメリカンな店構えの「Goodwill」
ブランドにそうこだわらなければ、Goodwillのお店で買うという手もあります。こちらは非営利団体のGoodwillが経営しているお店。店内は普通のお店と比べて殺伐としていて、購買意欲をそそるふうではありませんが、服やバッグ、本、そして食器などの日用品が売られています。売られている品物もきちんと季節のイベントにあわせてあり、今は10月末にあるハロウィングッズ、たとえばコスチューム(新品、中古両方あり)、タオル(新品)などが売られています。Buffalo Exchangeでもハロウィーン前になるとコスチュームが販売されます。
余談ですがGoodwillではいつも寄付を受け付けているため、私もいらなくなったけれど、捨てるにはしのびない服や日用品などをよく寄付していますし、友人たちとガレージセールをしたあと、残ったもので売れそうなものはまとめてここに寄付します。寄付をすると税金控除にもなるのがうれしいのです。
ロサンゼルス以外でも、全国展開している古着屋で勢いのあるお店はLucky You、Just Between Friends、LuLu's Consignment Boutiqueなどがあります。
経済状態が悪化しているなかで、寄付から成り立っているGoodwillはその影響を受けやすいそうですが、Buffalo Exchangeをはじめとする古着屋はデパートなどの売り上げが落ちている中、前年より売り上げ増だそうで、新規出店したり、オンラインでの販売を拡大したりしつつあるようです。
Buffalo Exchangeは品物を買うと袋にいれるかどうか聞かれます。いらないというと、5セントの価値のある紙製の代替コインを渡されます。これをレジの前に並べられた3つの箱の中の一つにいれます。それぞれの箱には動物愛護団体などの非営利の団体名が記されているのですが、買い物袋を使うかわりにここに寄付をお願いするシステムになっているのです。それがまた私の中にあるエコ心をそそるのでした。