懐かしの「落書き」 Web上で復活

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人気No.1作者「普段ほとんど絵を描かない」

似てて、いいとも~!
似てて、いいとも~!

   続いて、同年8月11日に機能を充実させて正式オープンしたばかりの、黒板風手書き投稿サイト「こくばん.in」を見てみる。

   白・赤・青・黄・緑・茶6種類のチョークを使い、誰でも黒板上に自由に落書きができるというサービス。ユーザー登録すれば、完成した落書きを投稿して利用者全体に見てもらうことも可能だ。9月17日現在の投稿総数は約40万に膨れ上がっている。

   「こくばん.in」には、人気の落書きが閲覧回数順に表示されるコーナーもあるが、その落書きレベルは、「素人」の域を超えている。特に、17万以上ものアクセスを誇るのが、人気タレントのタモリさんをモチーフとした作品だ。

   陰影をつけるツールとして黒板消しを使用。ユーザーからは「世にも奇妙なほど似ている」「神様と呼んでもいい?」など、賞賛のコメントが後を絶たない。

   作者によれば、「普段は絵なんてほとんど描かないんで、ヘタなんです」とか。

   「落書き」の才能と「絵」の才能は別なのかもしれない。

   紹介した2サイトでは、完成した落書きだけでなく、出来上がる過程も早送りで見せてくれる。落書き現場に立ち会っているようなライブ感を覚えるうえ、「教科書.net」であれば偉人が別の存在へと変化していく様子、「こくばん.in」では作り手がどのような点に工夫しながら絵を完成させていくかが分かって面白い。

   落書きも便利な時代になったものだ。

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